解決事例(労働)
相談内容・依頼のきっかけ ある会社から,「会社の従業員が労働組合に加入して,未払い賃金等を請求してきた。どのように対応すればよいか。」とのご相談をいただきました。
解決までの経緯
① 相手側の主張は,法的に認められるもの,認められないものがありました。そこで、認められないものについては,絶対に相手側の主張をのまないという方針の下、会社とともに相手側(従業員・組合)との交渉を行いました。② また、上記①との交渉とは別に、弁護士と組合のみで事務折衝を行い,問題解決の糸口を探りました。
③ 交渉の結果、相手側と従業員が退職することを含む合意が成立しました。
ポイント
組合との交渉は,相手側の主張が法的に認められるものかを適切に判断したうえで交渉方針を決定することが重要です。これに加えて,組合とスムーズに交渉して、なるべく会社に影響が出ないように解決することが大切です。
従業員や組合から交渉の要求があった場合には、速やかに弁護士と相談することが問題解決に役立つことがあります。